3年生のDNA解析実習が終了しました。
バイオサイエンス科3年生命科学コース専門科目「植物バイオテクノロジー」において1学期から全8回で取り組んでしたDNAシーケンス解析実習が終了しました。
内容は、お米とオオムギからDNAを抽出して、その一部をPCR増幅して電気泳動で増幅したDNAを確認するまでが1学期の前半4回でした。2学期に入ってからの後半4回は、増幅したDNAを蛍光標識して塩基配列をオートシーケンサーで分析し、決定した塩基配列をデータベースでイネやオオムギとして確認するというものでした。
下の写真は、蛍光標識したサンプルの最終調整をしている様子です。
下の写真は、オートシーケンサーを操作している様子です。一部にノイズで解析できなかったサンプルもでちゃったみたいです。
4名1組の全8班が挑戦しましたが、バイオサイエンス科生命科学コースの多くの実験実習の中でも、もっとも長丁場となる実験の一つですが、みなさん頑張って取り組まれていました。
下の写真は、各班が得られた解析結果シートから塩基配列を決定している様子です。
ちょうどこの10月、3年生は就職希望のみなさんが採用試験を突破し続々と内定を決めつつありますが、まもなく11月から進学希望者の学校推薦入試が本格的に始まります。1000分の1mLを量り取る細かな実験操作に加え、A・G・C・Tのややこしいデータに粘り強く向き合ったガッツで必ずや合格を勝ち取ってくれるでしょう。
卒業式まであと4ヶ月と少し。就職試験も入学試験もノイズを乗り越えがんばれ!バイオサイエンス3年生!