大学合格記(近畿大学)
合格大学
近畿大学農学部農業生産科学科(指定校推薦)
合格までの流れ
私は園芸高校入学以前に大学へ進学するということは決めており、入学後は成績を学年10位以内をキープすることを目標にしていました。また、1年のときから大学のオープンキャンパスや、農業クラブの活動にも積極的に参加するようにしていました。
2年になってからは進学に必要となる英検準2級をとるための勉強に取り組み、2年の終わりに英検3級を受けた結果、不合格でした。しかし、その後も英検に向け、英語科の先生方に面接練習やライティングの練習などに協力していただき勉強に取り組んだ結果、3年の8月頃に英検準2級に合格することができました。
英検合格後は近畿大学へ入学した先輩が残してくださった資料を見ることや、多くの先生方に面接の練習や志望理由書の書き方の指導などをしていただきました。こういった先生方の協力おかげで近畿大学に入学することができ、本当に嬉しかったです。
入っていた部活を教えてください(微生物部・バイオ研究部)
私は1年の頃は微生物の利用方法などに興味があり微生物部に所属していました。そこでは乳酸菌についての研究などを行い、その研究を校外で発表することや、小学生などを対象とした微生物の観察会といった活動を行っていました。
2年からは植物についても学びたいと考えていたことから課題研究と同時にバイオ研究部に所属しました。バイオ研究部では主に植物の種子休眠についての研究を行い、1年の頃と同様に校外での発表会などに参加していました。
3年間での1番の思い出
3年間で1番印象に残っていることは、研究内容を発表することです。小学生や中学生の頃は人前で発表をするということが全くなく、高校生になってから人前で発表する機会がとても多くなりました。初めて校外の発表会で発表した時は、緊張で足が震えていたのをよく覚えています。
3年間で1番頑張ったこと
私が3年間で1番頑張ったことは農業クラブの活動です。農業クラブに参加し、いざ研究を始めるとなっても、何から取り組めばいいのかなどわからないことだらけでした。しかし先生の指導もあり、研究の計画を立てたり実験を行ったりと難しいこともありましたが、3年間嫌になることもなく楽しく取り組むことができました。
資格取得
FFJ級位検定上級位
初級バイオ技術者認定試験
実用英語技能検定準2級
賞状
第11回大阪府生徒研究発表会 金賞
第3回IBLユースカンファレンス 銀賞
第69回大阪府学校農業クラブ連盟大会 意見発表分野Ⅱ類 奨励賞
第71回大阪府高等学校生徒生物研究発表会 参加賞
第12回大阪府生徒研究発表会 銀賞
第4回IBLユースカンファレンス 銀賞
日本植物生理学会 参加賞
第64回大阪府学生科学賞 大阪府教育委員会賞
園芸高校に興味のある皆さんへ
私は園芸高校に入学する前は畑作業など大変なことが多いのかなというイメージがありました。しかし、実際に入学してみると自分の好きな分野の実験・実習を多く行うことができ、退屈しない楽しい学校生活を送ることができました。また努力次第で国公立への進学や大企業への就職など卒業後の進路も幅広くあるので興味のある方は是非見学に来てみてください。