「藍の生葉染め」 N01報告
バイオサイエンス科 2年課題研究 微生物専攻では微生物・酵素の研究に取り組んでいます。
藍植物の色素生成も酵素反応で、藍植物の色素といえば青色物質(インジゴ)しか頭になかったのですが、赤色物質(インジルビン)が存在すること知りました。
但し、インジルビン生成は簡単ではありません。
インジルビン生成における最適条件に関する研究を課題としました。
藍生葉染めのプロである桑田芳冶先生(前神戸芸術工科大学特任教授)から9月13・14日講義・実験を受けました。
(以下は実験内容)
実験1「絹ストールの生葉染めを体験する」工程
1)生葉を150g摘む(50g乾燥用)
2)生葉35g+水700mlでミキシング(3回)
染色液完成
3)生葉ジュースに絹ストール20g
(絞りあり)を浸ける(15分)
4)優しく丁寧に水洗い(4回)
5)脱水(タオルごと巻く)後
物干しロープで乾燥
(見事に淡青色に染め上がりました。)
又、乾燥方法による発色の違いを調べるために絹小片を材料として異なる乾燥条件を設定し別途実験しました。