バイオサイエンス科の活動ブログ

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高校間連携事業「DNA分析とバイテクに関する生徒研究の地域推進」がスタートしました。

今年、バイテク情報普及会(東京)の第4回高校生科学教育大賞 の優秀賞を受賞した園芸高校主催の教育事業がバイオサイエンス科において、いよいよスタートしました。

バイテク情報普及会 第4回高校生科学教育大賞 優秀賞を受賞しました。

この9月からは、大阪府立高津高等学校の課題研究で植物の抗菌作用について研究するグループと雲雀丘学園高等学校(兵庫県)の科学部が参加し、それぞれバイテク・培養技術領域の生徒研究がスタートしました。

各校実験の実施に際しては、バイオサイエンス科に設置されているバイオ研究部から培養技術を活用した研究に取り組む生徒が、実験器具の使用方法や機器類の操作方法の説明を行い、各校実験実施をサポートしてくれました。

下の写真は、9月20日(日)に行われた高津高校の第1回の実験の様子です。植物の抗菌性試験に使用する培地調整と抗菌性検証用の細菌の分離が中心でした。サポートは、バイオ研究部の3年生から酵母やカビの培養実験に取り組んできた副部長の清水さんと生徒会長の為本くん、2年生からイチゴの培養研究に取り組んでいる豊川さんが務めてくれました。

下の写真は、9月27日(日)に行われた雲雀丘学園高校科学部の第1回の実験の様子です。サポートは、同じく清水さんと為本くんに加え、バイオ研究部部長で樹木やコケの培養研究に取り組んできた高橋さんが務めてくれました。

いずれのグループも研究のオリジナリティに関する実験計画については、各校でご指導の先生とバイオサイエンス科の教員が助言に当たりました。

同じ生徒目線でサポートに参加してくれたバイオ研究部諸君も、随分良い勉強になったようです。これから、来年1月まで6校7研究がバイオサイエンス科の実験実習の設備で行われる予定です。各校の研究成果が挙がることを祈念しています。