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合格体験記(徳島大学)バイオサイエンス科3年生M.Hさん

バイオサイエンス科3年生 M.Hさん

進学先 徳島大学生物資源産業学部生物資源産業学科

どのように進路を決めたか

私の場合、進学をするかどうか考えることから始めました。園芸高校に入学する前から高校卒業後は就職しようと考えていたからです。その時の私は、経済的にも学力的にも進学することはかなり難しいと考えていました。しかし、叶えたい夢があり、夢の実現のために大学に行きたいという気持もありました。家族や周りの大人に相談し、1年生の冬頃にようやく進学しようと決意しました。そして、自分の夢を叶えるために、どんな分野や資格が必要かを調べ、そういった分野が学べる専門学校や大学をインターネット上で探し、シラバスや学費を比べました。調べるだけでなく、実際に足を運びました。2年生になった段階で第1志望の学校を決め、先生に相談しました。その時の自分には実績も資格もなくこのままでは進学は厳しいままでした。そこでバイオ研究部に入部し自分の研究を始めました。バイオ研究部では学校の外で自分の研究を発表する機会があり、様々な発表会で賞をいただきました。3年生になる頃にはバイオ研究部での実績が増え、志望大学について進路指導の先生ともう一度考えました。最終的に第1志望の大学を徳島大学に決めました。

どのような準備をしたのか?

受験の際には、書類審査と小論文、口頭試問があり、本格的な準備は3年の夏から始めました。それまでは農業クラブであるバイオ研究部にて、探究活動を頑張っていました。自分の研究を学校の外で発表し、賞をいただくこともありました。こうして研究活動を行う中で専門的な知識や実績が増え、書類審査の際には大事なアピールポイントとなりました。本格的な受験勉強を始めたとき、特に小論文対策に一生懸命取り組んでいました。具体的にしたことは、図書室にある新聞の切り抜きを読み取り、短くまとめるというものです。小論文の過去問から特に知っておくべき内容や大学が求める生徒像にあった記事を中心に、正しい文法や表現力を身につけました。またグラフや図表を正確に読み取るために傾向が似ている他大学の過去問題もいくつか解き練習をしました。口頭試問においては、化学基礎の内容や面接でよく聞かれる質問にスムーズに答えられるように、本番の直前までしっかり復習しました。

 学校生活やクラブについて

学校生活においては日々の勉強を頑張りました。もともと勉強が苦手だったこともあり1年の間は自分に合った勉強法を見つけることから始めました。苦手な勉強と向き合い成績を維持することに努めました。クラブ活動においては農業クラブと生徒会クラブの両方に所属し、積極的に参加していました。特に農業クラブの活動は自分の研究に責任を持ち、一生懸命取り組みました。

資格や表彰等

実用英語検定 準2級、初級バイオ技術者検定、FFJ特級位検定

第100回記念 日本生理学会 高校生ポスター発表部門 最優秀賞

IBLユースカンファレンス 銀賞

FFJ生徒研究発表会 大阪府予選 プロジェクト発表 分野Ⅱ類 最優秀賞

園芸高校に興味のある皆さんへ

園芸高校は個性豊かな仲間や先生方がたくさんいます。毎日新しい発見がありとても刺激的で楽しい学校です。もちろん専門的な学習もするので大変なこともたくさんありますが、それらを乗り越えると自分だけの武器にできます。園芸高校は頑張るあなたを応援してくれる学校です。ぜひ来てください。