３月１５日（火）令和３年度　３学期終業式を行いました。
今回も新型コロナウイルスの感染を防止するため、視聴覚教室から映像を配信し、生徒たちはホームルーム教室でモニターにより参加しました。
校長として、次のような内容の話をし、各種表彰を行いました。
おはようございます。今日で、令和３年度が終了します。
私たちの生活や物事には、節目、節目があります。まずは、このタイミングで、１年を振り返ってください。新型コロナウイルスにより、思い通りにならなかったことも多かったことでしょう。
また、そのような中でも、頑張り、着実に力を付け、成果をあげた人もいるかもしれません。
この１年を振り返ることができれば、次に、新しい年度（令和４年度）に向けての目標を考え、実行に移して欲しいと思います。そのためには、明日からの春休みを有意義に過ごすことが大事です。
さて、今年度、生徒一人一人にクロームブックを配布し、オンライン授業を開始しました。来年度は、さらにクロームブックを活用し、授業の効率化や魅力化などを進めていくつもりです。
また、ヤングケアラーという言葉を聞いたことがあるかと思います。ヤングケアラーとは、家事や介護などをしなくてはならなかったり、さらには家計を支えるためアルバイトをするなどにより、高校生活や学業に支障をきたしている高校生のことです。
来年度は、このような生徒を少しでも支援していくため、スクールソーシャルワーカーという専門職の人を配置し、相談体制を強化することになりました。
担任の先生や教育相談の先生などを通じ、働きかけていきますので、知っておいてください。
最後に、新型コロナウイルスの感染は少しずつ減ってきてはいますが、新型コロナへの対応については、これまでと同じように、決して気を緩めないでください。人を守ることは、必ず自分を守ることにつながります。
新しく迎える年度が皆さんにとっても、園芸高校とっても輝かしいものになるよう、１日１日を大切にし、納得のできる日々を過ごしましょう。これで、終わります。