果樹 課題研究
収穫の秋ということで、果樹園でもブドウを始め、様々な果実が実っています。
果樹専攻の課題研究の授業ではこの時期は忙しいです。
種無しブドウ班ではハニーレッドとマスカットオブアレキサンドリアのジベレリンを用いた種無し化にチャレンジ。
種は抜けるのですが、大きさや食味に変化が生じるため、品種ごとの最適なジベレリン濃度を調査中です。
また、課題研究の授業ではただ収穫するのではなく、糖度や大きさ、重さなどの測定をし、客観的なデータをまとめ、卒業論文を作成します。
果樹の剪定枝を用いたきのこ栽培に関する研究もしています。
果樹園に発生していたフクロタケやコムラサキシメジといったメジャーではない食用きのこを対象に、様々な果樹の枝を粉砕した木くずを用いた栽培実験です。
果樹専攻ではこのほかにも害虫防除、バナナの栽培、接ぎ木などなど多様な分野をテーマに研究をしています。