フラワーファクトリ科の活動ブログ

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第56回技能五輪全国大会で、フラワーファクトリ科1名が敢闘賞を受賞しました。

11月2日~5日沖縄県で第56回技能五輪全国大会が開催されました。
本校からは、環境緑科2名が造園部門に、フラワーファクトリ科3名がフラワー装飾部門に大阪府代表として出場し、フラワー装飾において、1名が敢闘賞を受賞しました。
この大会は各都道府県から選抜された原則23才以下の若者達が、技能レベルの日本一を競う大会で、一年に一度開催されているものです。
大阪府代表としてこの大会に出場するためには、7月上旬にあるフラワー装飾技能検定2級の実技試験を高得点で合格する必要がありますが、3名とも見事にこの条件をクリアして出場が決まりました。各都道府県から選抜された出場選手69名の中で敢闘賞(9位)を受賞出来たことは、本当に凄いことです。
大会では、課題が4つあります。課題1は、以下実施される3つの課題のデザイン画の作成です。
3名とも前日まで練習してきた通り、時間ギリギリまで集中して取り組みました。
課題2以降は花材を用いた競技となり、課題2「花束」の制作、課題3「ウェディングブーケとブートニア」の制作、課題4「ウィンドウディスプレイ」の制作です。
この大会での入賞を目指して2ヶ月近く放課後、休日を返上して練習してきましたが、花材の一部が学校で練習してきたものよりも短い、花径がいつもより大きいなど想定外のことがありましたが、3人とも臨機応変に対応しながら制限時間内に作品を仕上げました。
今年で園芸高校からフラワー装飾部門で技能五輪に出場して3回目になりますが、初めての入賞で、生徒の今までやってきた努力が実り嬉しく思っております。
また、来年以降についても五輪出場を果たすことは当然の目標であり、敢闘賞以上の賞の受賞をめざしていきたいと思っています。(湯谷)