５月２５日（土）吹田市にある国立循環器病研究センターを会場に行われた第７０回日本生化学会近畿支部例会の高校生発表にバイオ研究部の３年生足立さんと２年生桑田さんがそれぞれの研究成果を発表しました。

足立さんは植物の低温環境での成長に関する実験について、桑田さんは酵母のアルコール発酵能力の強化に関する実験についてそれぞれ研究発表を行いました。

近畿一円の大学や研究機関から生化学分野のたくさんの先生方が最新の研究成果を発表される会で、とても多くの先生方が二人の発表を聞いていただき、質問やコメントを頂くことができました。

また、発表会後のシンポジウムでこの分野で活躍されている先生方の「基礎研究の社会実装を目指して」というテーマで講演を聞くことができました。核酸医薬の開発や医療DX、血小板形成のメカニズムなど先端の内容でしたが、日頃接しているバイオの教科書の向こう側の世界が垣間見える貴重な経験になりました。

二人の研究は表彰にはいたりませんでしたが、中間試験の終わった翌日で準備も難しかったようですが、多くの先生方に一生懸命説明し、質疑を受けるなかでこれからの活動に向けてたくさんの啓発を受けたようです。さあ、６月からも頑張れ！バイオ研究部生！