土曜日授業「探究創造」がスタート
4月10日(土) 2年生の土曜日の選択授業「探究創造」がスタートしました。
選択した生徒は23名。担当教員は、FF科佐藤先生、KR科橋詰先生、BS科平尾先生です。
「探究創造」は、科学的、論理性をもとに探求活動において課題を発見し、解決していくためのプロセスを身につけること、主体的に新たな価値の創造に挑み、それらを地域社会あるいは国際社会の発展のために生かすための態度や素養を育むことを目標として開設した本校独自の科目です。
内容としては、前半期は、ZOOMを活用し、福島県の農家との交流事業として「第3回高校生未来サミット」を中心に課題発見・解決学習を行います。
後半期は、外部の専門家を招き、知的財産、地域創生、SDGs、国際理解に関する学習を進めていくとともに、併せて論文作成能力の育成を図っていきます。
この日は、「第3回高校生未来サミット」をコーディネートしていただいている水木千代美さんを招き、福島農民連の佐々木健洋さんにオンラインによる授業をしていただきました。
佐々木さんからは、原発事故による放射能の農業被害や復興に向けての自然エネルギーの活用、我が国の食料自給や食の安全性などについて学ぶことができました。
その後生徒たちは、グループごとで、それぞれが感じたことや課題などについて確認し合いました。
次回からは、福島県の農家の方から農業の取組みや課題について学び、PBL学習(Project Based Learning)につなげていき、8月末には福島を訪問します。