SS科学部・ハイキング同好会合同合宿(2日目)
SS科学部(通称きのこ部)とハイキング同好会は2日目に山登りをしました。
樗谿公園からスタートし太閤ヶ原を目指します。
もちろんきのこ部はただ上るだけでなく、きのこを探しながら登ります。
この時期はベニタケ属、テングタケ属、チチタケ属、イグチ類などの菌根生のきのこが多く発生していました。
ベニタケ属のウコンハツが結構多かったです。黄色くてわかりやすいきのこです。
テングタケ属のシロオニタケがきれいな状態で発生していたのでこれも撮影。全体にある角のようなぶつぶつ、柄基部のふくらみ、きれいな白色が特徴。
こちらはイグチの仲間。柄基部の黄色が強かったので、ミドリニガイグチあたりでしょうか?
これは少し珍しいきのこです。Rossbeevera属の1種です。地下生菌といって腐葉土の下などにきのこを形成します。有名なトリュフも地下生菌の1種です。この種は初めは白色ですが、触ると青色に変色します。実は祖先はイグチの仲間で、胞子散布は動物に食べてもらうことで行うなど地下に適応した形態に進化しています。
頂上まで結構長い道のりで、このような休憩所が数カ所あります。
森の中は比較的涼しかったですがそれでも温度計は35℃を示していました。休憩所ではみんなぐったりです。
休憩所のひとつには記録用のノートがあり、ここまで辿り着いた人がメッセージなどを残しています。
中を見ると、週に何度も登っている猛者の方もいました。
頂上に着いたのは昼前くらいでしょうか。日本海が良く見えます。
最後にきのこ部で撮影。おつかれさまでした。