環境緑化科の活動ブログ

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ダイズの発芽観察[完]

みなさん、ダイズの発芽観察いかがでしたか?

本葉を確認することができましたか?

それとも途中で枯れてしまいましたか?

園芸高校のダイズの様子はこんな感じです。

発芽して、本葉を確認することができましたが。

ひょろひょろです。日光不足が原因です。良い苗とは言えません。

このように、観察、実験には、成功と失敗が隣り合わせです。

先生は1年KR科生徒がダイズの本葉を確認し、発芽の過程を自分の目で確かめてそれを自分のことばで記録ほしくてこの課題を出しました。

しっかりと課題日数分の記録を学校が再開したら持ってきてください。

一人ひとり違う環境で観察したダイズの成長過程を読ませてください。楽しみにしています。

 

この課題には2つの身に付けてほしい力があります。

1つ目は「観察する力」です。園芸高校の授業、課題は命を触れ合うものが多いです。その時に、しっかりと観察し小さな変化に気づくことが必要だからです。

2つ目は「記録をつける習慣」です。園芸高校の授業は実習が多いです。実習で行ったことは翌日に活動記録ノートに記入し提出します。体で技術を覚え、頭で知識を定着させるためです。また、習ったけど忘れてしまったという場合には過去の記録を振り返ることで思い出しことができるからです。

 

最後にダイズの発芽観察のまとめです。

①発芽の3条件

発芽に必要な要素は酸素・水分・発芽に最適な温度の3つが必要です。

今回の観察では容器にティッシュペーパーを敷き、水をたっぷり浸み込ませた環境で行いました。

酸素⇒今、呼吸することができていますね?酸素がある証拠です。

水分⇒ティッシュペーパーを敷き、水をたっぷり浸み込ませてくれました。

発芽に最適な温度⇒おそらく20℃前後の場所に置いていたと思います。最適温度は30~35℃ですが、十分は温度を確保していたと思います。

②発芽の過程

種子は水分を吸水して膨張します。最初はまん丸の形でしたが、楕円形になり大きくなりました。その後、根が外にあらわれました。次に胚軸が伸びて、子葉のについていた種皮がはがれる。(本来は土の中から出てくる際に土と擦れてはがれやすくなるので、今回の実験でははがれない場合もあります。)子葉が開くと初生葉が出てくる。その後本葉が出てきます。

以上ダイズの発芽観察でした。