4月22日（土）に本校で石積み講習会がありました。

 

滋賀県の造園会社、近江庭園さんの会長である寺下氏に講師として来ていただきました。

昨年度エストニアで開催された第46回技能五輪国際大会造園の部で銀賞を受賞した日本代表選手をご指導されていたり、

日本庭園士ステップアップ研修ではプロの庭師の方々に講師として指導されている方です。

若者の技術指導だけでなく、日本だけでなく海外にある日本庭園の修繕・保全についても取り組まれています。

 

野面積みと小端積みを教えていただきました。

写真は小端積みの積み方についての説明です。

非常にわかりやすく図解していただき、生徒も考えながら取り組むことができました。

石積みは日本にしかない伝統技術であり、ひとつとして同じものはない自然の材料をつかい

いかに美しくまとめるかが、造園の技術であると教えていただきました。

ただ積むのではなく、耐久性や景観性を考えながら、理論的に積んでいくことで、

技術の向上を目指し今後も取り組んでいきたいと思いました。

 

この日は、農芸高校の生徒も参加し、

卒業生もたくさん来てくれました。

たくさんの人と交流しながら技術を高め合うことができ、

大変実りある講習会となりました。

 

改めて寺下会長に心より感謝を申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。