箕面でのゆず保全活動
箕面の止々呂美では種から育てた実生ゆずが有名ですが、本校果樹専攻および果樹部で実生ゆずの保全活動に力を入れています。止々呂美では高齢化も進み、収穫やせん定のままならない樹が多く存在します。このような果樹は定期的に管理しなければ樹の衰退、病気の蔓延につながるため、園芸高校が地域貢献として栽培管理に協力しています。
このように樹高も非常に高くなっているのでせん定により樹高を下げ、さらに競合している枝も切って日当たりも改善していきます。
せん定は枝を切る=傷をつけるイメージの作業ですが、定期的に行うことで樹を元気にします。
しかし、適切なせん定を行わないと樹を弱らせたり、収穫に影響が出たりするので、ただ枝を切ればいいわけではありません。生徒はこのような技術的な部分も含め、せん定の方法を実践的に学びます。
せん定した枝は1日でこんなに。
この春には計2回箕面にて実習を行いました。