農業高校では春休みでも実習があります。
果樹専攻生はこの時期、温州ミカンの剪定を行います。
１年間で枝葉が伸びて日当たりが悪くなった部分、樹高が高くなった部分の枝を切っていきます。

樹全体の2割ほどの枝を落としてせん定完了。
樹の枝を切ることは樹を傷つけるイメージがありますが、適切に枝を切ることで、日当たりを良くし病害防除につながるとともに、樹の勢いも蘇らせます。
逆に間違った剪定をしてしまうと、果実がつかなくなったり、樹を弱らせます。
2年生以降の果樹実習では各果樹の樹種に合った適切な方法を学んでいきます。