卒業式 フラワーファクトリ科が全力で作り上げました!
2月28日は本校の卒業式でした。
例年のごとく、卒業式の会場装飾全般、卒業生が胸につけるコサージ、卒業生に贈る花束など、お花に関わること全てがフラワーファクトリ科の生徒の手作りです。
卒業式の約1ヶ月前から、装飾で使用する竹の収穫やリボン作りなど出来ることから少しずつ進めてきました。
前日までの作業風景です。
まずはコサージ作りに関わった2年草花専攻(草花A・B班)の様子です。
リボンを作ったのは、2年草花専攻と園芸デザイン専攻の生徒たちです。
コサージは卒業生、来賓、PTA、本校教職員が胸につけるもので沢山作る必要があります。
葉っぱ2種類、お花1種類の全てにワイヤーをかけ、フローラルテープを巻き、組み立て、リボンをつけます。
果てしなく、終わりがやってこない数の多さに最初は呆然としましたが、無事に完成した時には達成感を得ることが出来ました。
次に玄関装飾の様子です。
玄関装飾は2年草花専攻(A班)が行いました。
花瓶に留め具を入れず、投げ入れ方式という手法でお花を生けます。
枝の表裏、お花の配置を考えながら生けるのは簡単なようで、とても難しいです。
玄関の窓際、校長室にも素敵なアレンジを沢山置きました。
次は卒業式の会場に入る入口です。
2年園芸デザイン専攻の生徒達が配色や配置を考えながら作りました。
細かい調整、花以外の部分の資材など考えながら作っています。
次は卒業式のメイン会場となる体育館の装飾です。
本来は2年生が行うパートですが、もう何年も卒業する3年生が自分たちでやりたい!と言ってくれ、今までやってきた授業の集大成として、大役を果たしてくれています。
3年草花専攻(A班)が作りました。
卒業生がくぐるアーチも沢山のお花を入れ、とっても華やかに作りました。
そして、舞台の上です。
4人の生徒が大きな花瓶いっぱいにお花をいけました。
花をバランス良く生けるだけでも難しい中、国旗や校旗に花がかからないこと、また舞台に上がる方の動線がきちんと確保されることなど、色々考えながら作成しています。
3年間で本当に技術がつき、作成者それぞれが納得する、大満足の作品となりました!
また卒業生に渡す贈答用花束については、1年草花専攻(A班)が作成しました。
卒業式の日に沢山の方が装飾の写真を沢山撮って下さる姿を拝見し、みんな(装飾に関わった生徒60名)が力を合わせ、全力でやって来て良かったなと心底思いました。
数々の完成作品、ご覧下さい。
体育館の会場装飾に関わった生徒達です。
達成感に笑顔が溢れています。
最後になりましたが、卒業された皆さん、本当に卒業おめでとうございます。
卒業後の未来が明るい未来になることを、願っております。