学校生活

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いよいよ始まりました(授業紹介1)

いよいよ新学期が始まりました。本校の広大な敷地内には多くの桜があります。

今はさすがに散りかけてきましたが、写真は少し前のものです。

ここで、今年の1年生から新しく取り入れた科目を紹介します。

「研究基礎」という基礎科目です。本校は、どの科においても上級学年で自分でテーマを見つけ、

その解決に向けた実験や実習を行い、最後にその内容を卒業論文としてまとめます。

そして校内での発表会や外部のコンテストへの出場などでその成果を披露します。

まとめに至るまでに、大変な苦労もしますが、全員大きな力をつけて巣立っていきます。

これは、本校がずっと続けてきた大切な教育です。そこで、本年度から上級学年で、この学習によりスムースに取り組めるように、1年生でその基礎となる学習をしっかりしようと「研究基礎」が始まったのです。

上の写真の様に、1クラス40名に教員が4名も入って、きめ細かく指導が展開されます。

あるクラスの初日の授業風景です。早速、グループ学習から始まりました。

グループで役割を決めた後、討議を行い、最後に発表係りが成果を披露します。

全員、発表者の方に顔を向けて真剣に聞いています。後ろから見ていて本当にいい雰囲気でした。

この授業はまず「学ぶ」喜びを体験することから始まり、その後対話力を向上させるためのディベート学習や研究に取り組む際の倫理についても学習します。

そして、2学期後半くらいからは、各科それぞれの簡単な実験や実習を行い、そのまとめ方や発表方法の基礎も学びます。

本年度から始まったこの「研究基礎」の成果で、今まで以上に多くの素晴らしい研究、発表が誕生することを楽しみにしています。

頑張れ、園芸生!!

                                                   校    長