滋賀県でのきのこ採集会
SSH科学部きのこ班(通称きのこ部)は菌学会に続き、9月19日は滋賀県大津の龍谷大学瀬田キャンパス裏の龍谷の森にて、きのこ採集会(大津フォーレ)に参加しました。きのこ部では園芸高校内やその周辺の山で採集を行っていますが、今回は滋賀にてきのこ採集です。
雨の心配もありましたが、わずかに降っただけで助かりました。
きのこは主に木材や腐葉土の上に出るため、木材をひっくり返すなどして探していきます。
連日の雨により湿っており、多くのきのこが発生していましたが、逆に雨により状態の悪いきのこが多かったです。
採集したきのこは龍谷大学の実験室に集められ、各分類群の専門家たちが同定していきます。
120名以上の参加者というだけあって、会場には数百ものきのこが並びます。
この日はイグチ類が多く採集されていました。
我々も採集したきのこを可能な限り同定していきます。
これらのきのこは国立科学博物館などの機関が標本として保存するとともにDNAを読み、国際的な研究の材料になります。我々も国立科学博物館学芸員の方の指導の下、貴重な材料をつぶれないよう梱包する手伝いをしました。