合格体験記(近畿大学) KR生徒
進学先:近畿大学農学部環境管理学科
入試区分:学校推薦型選抜(専門高校推薦)
どのように進路を決めた?
僕は小学校、中学校の頃から両生類やは虫類が大好きで小さい頃からの僕にとっての遊び場といったら野山や田んぼでした。園芸高校に入学してからは特定外来生物であるウシガエルの食性に関する研究を3年間行い、もっと環境や動植物についての専門的な知識を身につけて、将来環境教育などができる人間になりたい!と思い、両生類・は虫類や里山などについて学べる大学を探し始めました。先生方に薦められ鳥取環境大学や東京農業大学などのオープンキャンパスにも参加しましたが、自分にしっかり合っていると思えずに悩んでいました。そんなときに進路の臼井先生から「近大も見てみたら?」と薦められ見に行ってみたところ野山に囲まれ研究に向いた環境と、その野山で行っている研究内容、授業で学べる内容など、自分にピッタリだと思い進路を決めました。
どのような準備をした?
園芸高校に入学した1年生の頃は国公立大学に進学しようと考えていたので、日々の授業や勉強は気を抜かずに頑張り、評定も高く維持できるようにしていました。評定が高めだと進路の選択肢も広がるのでその点は安心でした。入試は小論文と面接だったのですが、入試前には小論文対策を先生にしていただき、面接の練習も沢山していただきました。また、僕の専攻だった環境計画コースでは毎回の授業の後に小論文を書く課題が出されていたので、本番の800字程度の小論文も難なくスラスラと書くことができました。そして日々の研究発表や農業クラブで人前に立って話すことにも慣れていたので面接も落ち着いて話すことができました!
学校生活やクラブ活動について
人生でたった一度の高校生活なので、自分がやりたいことややってみたいことには沢山挑戦しました!所属していたビオトープ部ではウシガエルの食性の研究を行う班を自ら立ち上げ、3年間頑張りました。この研究はFFJの研究発表大会や外部での発表でも高く評価していただき、研究結果も出せたので自分の研究には本当に誇りを持っています!農業クラブでは2年生で副会長を、3年生では会長を務め良い農業クラブと学校作りをするため努力しました。研究と農業クラブ活動で沢山大きな舞台に立って話したり、学校説明会で前に立ったりと発表させていただける機会を沢山いただき、今では発表したり人前で話すことが大好きになりました!先生方もみんな優しくて面白くて、生徒に寄り添って下さいますし、探求創造の授業で福島に行ったり、軽音楽部で弾き語りライブをしたり、毎日友達と笑い合ったり、農業系の専門的な知識だけでなく人間関係も恋愛も、沢山この学校で学べて本当に充実した3年間の学校生活だったように思います!
資格や表彰
資格:FFJ検定特級位、英検準2級、3級造園技能士、3級生物分類検定、ワープロ検定準2級、小型車両系建設機械など
表彰:FFJ大阪府予選会優秀賞、FFJ校内予選会最優秀賞、高校生自由研究コンテスト2022(高崎健康福祉大学)学長賞、毎日地球環境未来賞 クボタ賞など
園芸高校に興味のある皆さんへ!
入学前の僕は「チャラチャラしている子がいっぱいやったらどうしよう」とか「上手くやっていけるかな?」とか本当に汗汗していました。でもいざ入学したら、友達も沢山できて、何より学科も科目も問わず本当に沢山の先生方と仲良くなれて沢山の経験をさせて下さったり、時に悩んだりしたときには真剣に話を聞いてくれたり、アドバイスをして下さったり、本当に優しくて面白くて素敵な先生方で溢れている学校だと強く思います!同級生も先輩方も後輩も、みんなとっても優しくて面白くて本当に素敵で充実した高校生活でした。自然いっぱいの広大な敷地で、普通の高校では体験できないことを本当に沢山のことを学ぶことができて、勉強になることばかりです!ここで学んだこと、出会った人、過ごした時間は、全部僕にとっての宝物です!
園芸高校に行こうか悩んでいるそこのあなた!一言で言うと園芸高校は最高の学校です!少しでも悩んでいるなら、ぜひ体験入学や学校説明会に来てみてください!そして園芸高校の魅力について知れたなら、ぜひ入学してください!素敵でちょっぴり個性的な3年間が待っていますよ!もう僕は卒業ですが、一園芸高校の先輩として、お待ちしています!