休校期間中課題「農業と環境」昆虫標本の作り方
こんにちは
環境緑化科1年生の皆さん標本の作製は進んでいますか?
校内を歩いているとユリの葉の間に赤い甲虫が止まっていました。
名前はユリクビナガハムシというそうです。
ユリ科植物の害虫です。
今回はこのユリクビナガハムシで標本の作り方を作り方を説明します。
まずは、〆ます。(殺すこと)
園芸高校では酢酸エチルを使い、〆ています。
酢酸エチルは家庭にないと思いますので代用品として酢酸エチルが主成分の除光液を使いましょう。
酢酸エチルが主成分の除光液が手に入らない場合は一日冷凍庫に入れて行うとよいです。(保護者の許可を取りましょう。)
〆たユリクビナガハムシです。
大型の昆虫は針で背中を刺し固定しますが、小形昆虫の場合は針がさせませんので展足を行い、台紙に張り付け、その台紙を針で固定します。
上の写真は付箋ののりの付いた部分を切り取りユリクビナガハムシを乗せた状態です。
付箋ののりに足を固定させます。
ピンセットや針の先で足を伸ばしましょう。
良い標本とは6本の足と触角が観察できる状態のものです。
完成です。
後は、最終日時、場所、採集者を記録し、乾燥するのを待ちましょう。
今回の課題では乾燥したら標本箱に入れてください。(本来は乾燥後台紙に張り付け針で台紙を固定します。)
みなさんの作品楽しみにしています!!