23回高校生小論文コンクールで優良賞を受賞しました
本校と本校が所在する池田市は様々な連携活動を行っています。環境緑化科では猪名川運動公園にある314㎡もある円形花壇の管理を池田市公園みどり課より依頼されました。
この花壇の面積があまりにも大きすぎ、普通に管理すると雑草だらけになります。そこで、花壇に発生する雑草をコントロールする方法について研究することにしました。
その一つが草丈の高くなる雑草のみを選択的に除草する方法です。具体的にはセイバンモロコシ、ヨモギ等を抜いていきます。これらの雑草を抜くことによって生ずる跡地には他の雑草が侵入します。これを防ぐためにアレロパシー活性の高いキバナコスモス、カワラケツメイ、シャクチリソバを播種することで、雑草の発生を抑えることができました。このことをまとめて研究成果を応募し、見事入寮賞することができました。
花壇に発生する雑草を調べるために図鑑やネットで調べましたが、中々わかりませんでした。また、調査データもまとめ方、論文の作成にも苦労しました。
ビオトープ部顧問の西川先生には雑草の同定や論文の作成について根気強く指導していただきました。何回も何回も論文を校正していただいたことが入賞につながったと思います。この場をお借りして感謝の意を表します。
シャクチリソバの群落
植栽したキバナコスモス